【自分に合う枕の選び方】3つのポイントをプロが解説&おすすめ枕6選とセミオーダー枕
2021年2月24日(水)更新
自分に合った枕の選び方をベテランのスタッフが解説します。意外と知らない枕の役割や必要性から、気になる選び方のポイントもしっかりお届け。あわせて、スタッフが選ぶおすすめ枕とセミオーダー枕をまとめてご紹介します。なかなか自分に合った枕に出会えないという方は必見です。自分に合った枕は心地良い眠りをサポートしてくれるでしょう。そもそもなぜ枕は必要?

枕は、就寝中に体に負荷がかからないようにするための重要なもの。
体に負担のかからない最も自然な姿勢は、人が力を抜いて立っている状態と同じ姿勢。具体的に言えば、顔の角度が5度くらい下を向くのが理想です。
寝ている間もリラックスできる姿勢をとれるよう、マットレスと体の間を埋める役割を担うのが枕なのです。
体に負担のかからない最も自然な姿勢は、人が力を抜いて立っている状態と同じ姿勢。具体的に言えば、顔の角度が5度くらい下を向くのが理想です。
寝ている間もリラックスできる姿勢をとれるよう、マットレスと体の間を埋める役割を担うのが枕なのです。
枕選びのポイント「高さ」

寝ている時にも、顔の角度を5度に保てる高さの枕が理想です。体に合った枕の高さは、体型や頭の形、首のカーブによって異なるため、実際にフィッティングをして選ぶのがおすすめ。
また、使用している寝具や寝姿勢によっても適正な枕の高さは変化します。担当スタッフに相談して、ご自身の就寝環境も考慮しちょうど良い高さを見極めていきましょう。
また、使用している寝具や寝姿勢によっても適正な枕の高さは変化します。担当スタッフに相談して、ご自身の就寝環境も考慮しちょうど良い高さを見極めていきましょう。
羽・羽毛

特徴
吸湿性と放湿性に長けた自然素材。弾力がありつつ、ふんわりと柔らかな感触。使いはじめに独特の臭いがある。洗濯:△(一部可)

ポリエステルわた

特徴
柔らかくて弾力性に優れ、わたぼこりが出にくい。放湿性に乏しく、熱がこもりやすい。洗濯:○

ウレタンフォーム

特徴
クッション性に優れ、ゆっくりと沈んで戻るという独特な感触でフィット感がある。吸湿性には乏しく、暑く感じることも。洗濯:×

パイプ

特徴
最も通気性のある素材。パイプの素材により硬さに幅がある。虫やホコリの心配が少ない。洗濯:○

※洗濯方法については、各製品の洗濯表示マークをご確認ください。
枕の素材はさまざまでそれぞれに特徴が分かれるため、お好みが一番影響するポイントです。柔らかめが好きな人は羽根やポリエステルわた、固めが好きな人はパイプなど。実際に試して、感触や音、香りなども確かめながら、しっくりくる寝心地のものを選んでいきましょう。最近は寝心地のほかにも、洗えるか否かという点を重要視する方が増えているそう。
アレルギー等のある方は、素材により注意が必要な場合も。必ず購入前にチェックを忘れずに。
枕の素材はさまざまでそれぞれに特徴が分かれるため、お好みが一番影響するポイントです。柔らかめが好きな人は羽根やポリエステルわた、固めが好きな人はパイプなど。実際に試して、感触や音、香りなども確かめながら、しっくりくる寝心地のものを選んでいきましょう。最近は寝心地のほかにも、洗えるか否かという点を重要視する方が増えているそう。
アレルギー等のある方は、素材により注意が必要な場合も。必ず購入前にチェックを忘れずに。
枕選びのポイント「大きさ」
枕には一般的な大きさがあり、横63cm×縦43cmのものがレギュラーサイズと呼ばれます。そして、レギュラーサイズよりも大きい枕がワイドサイズやホテルサイズと呼ばれるタイプ。
適した枕の大きさを選ぶには、ご自身の寝返りの頻度と肩幅をチェックしましょう。寝返りが多い方は、レギュラータイプよりも大きいワイド・ホテルタイプがイチオシ。幅の広い枕を使用することで、寝返りを何度打ってもゆったりお休みできます。
同様に、肩幅が広い男性も大きめサイズを選ぶと◎。横を向いたときに枕の横幅が足りないといった状況を避けられます。
適した枕の大きさを選ぶには、ご自身の寝返りの頻度と肩幅をチェックしましょう。寝返りが多い方は、レギュラータイプよりも大きいワイド・ホテルタイプがイチオシ。幅の広い枕を使用することで、寝返りを何度打ってもゆったりお休みできます。
同様に、肩幅が広い男性も大きめサイズを選ぶと◎。横を向いたときに枕の横幅が足りないといった状況を避けられます。
担当スタッフ厳選!
おすすめ枕総まとめ
寝具を担当するスタッフがおすすめする、さまざまな特徴を持つ枕をまとめてご紹介します。
枕の選び方を学んでも、いざ購入するとなると迷ってしまうという方はぜひ参考にしてみてください。
枕の選び方を学んでも、いざ購入するとなると迷ってしまうという方はぜひ参考にしてみてください。
ムアツだから得られる絶妙なフィット感

点でしっかり支えるムアツタイプと通気性の良いパイプを好みで合わせて使える両面仕様タイプ。肩に沿ったラインで頭部と肩をしっかりサポートしてくれ、パイプの出し入れで高さの調節も簡単。側地は肌触りが良く乾きやすい素材で、取り外して丸洗いできます。
<昭和西川>ムアツまくら
(側地:ポリエステル100%〈ポリエチレンパイプ入り〉/中芯:ウレタンフォーム/約50×35cm/高さ:約5cm、調節可能)
5,500円
■新宿店本館8階=寝具売場
(側地:ポリエステル100%〈ポリエチレンパイプ入り〉/中芯:ウレタンフォーム/約50×35cm/高さ:約5cm、調節可能)
5,500円
■新宿店本館8階=寝具売場
横向き寝が多い方ならこれに決まり

こちらは横向き寝の多い方向けに開発された枕。横向き寝の姿勢や寝返りを研究し、横向きで寝る際の頭部の安定性を高めた枕です。中央部をややへこませることにより、仰向け寝にもしっかり対応しています。
<西川>もっと横楽寝
(側地:表 綿90%・ポリエステル10%/裏 綿100%/詰めもの:ポリエチレンパイプ〈高さ調節シート入り〉/63×35cm/高さ:高め・低め) 各5,500円
■新宿店本館8階=寝具売場
(側地:表 綿90%・ポリエステル10%/裏 綿100%/詰めもの:ポリエチレンパイプ〈高さ調節シート入り〉/63×35cm/高さ:高め・低め) 各5,500円
■新宿店本館8階=寝具売場
肩のこりやすい方のための健康枕

特殊な立体フォルムを導入し、肩にかかる負担を和らげる枕です。通気性と流動性に優れたパイプに加えて新型パイプを使用し、弾力性をUP。広めの横幅で寝返りを打ってもしっかり頭部を支えてくれます。ふんわりニット×わたと綿サテン×パイプの両面を使い分けられるのも魅力です。
<西川>もっと肩楽寝Premium
(側地:表 綿90%・ポリエステル10%/裏 綿100%/詰めもの:上層 ポリエステル100%/下層 ポリエチレンパイプ・ポリオレフィン系複合樹脂/67×38cm/高さ:高め・低め、調節可能)
各8,800円
■新宿店本館8階=寝具売場
(側地:表 綿90%・ポリエステル10%/裏 綿100%/詰めもの:上層 ポリエステル100%/下層 ポリエチレンパイプ・ポリオレフィン系複合樹脂/67×38cm/高さ:高め・低め、調節可能)
各8,800円
■新宿店本館8階=寝具売場
高さと素材が異なる6タイプから自分好みをセレクト


高弾性、高通気、低反発の3タイプからお好みをお選びいただける「スリープスパ枕」。それぞれHigh、Lowの2種類の高さもセレクト可能で、全6タイプと豊富なラインアップが魅力です。全タイプとも頭部と首筋にかかる負担を和らげる凹凸構造で、毎日の快眠をしっかりサポートしてくれます。
<昭和西川>スリープスパ枕
(側地:ポリエステル100%/中芯:ウレタンフォーム/65×36cm/高さ:HIGH・LOW、調節可能)
(High) 13,200円
(Low) 11,000円
■新宿店本館8階=寝具売場
(側地:ポリエステル100%/中芯:ウレタンフォーム/65×36cm/高さ:HIGH・LOW、調節可能)
(High) 13,200円
(Low) 11,000円
■新宿店本館8階=寝具売場
しなやかなフィット感が生み出す快適な目覚め


②備長炭パイプ
③ダウン・フェザー
④エラストマーパイプ
⑤ミニ備長炭パイプ&ひのき
しなやかなフィット感で注目の「ファインスムーズ」シリーズ。首や頭部を支える複数のプレートや立体キルトなどを使った独自の構造が寝返りをスムーズにし、朝まで心地良さをもたらしてくれます。備長炭パイプ、綿など5種類の素材から好みのフィット感をお求めいただけるのも大きな特徴。
<西川>ファインスムーズ
(側地:表 ポリエステル80%・ポリウレタン20%/横・裏 ポリエステル100%/詰めもの:3種〈③ダウン50%・フェザー50%、④ポリオレフィン系複合樹脂、⑤ポリオレフィン系複合樹脂・ひのき〉/70×43cm/高さ:高め・普通・低め、調節可能)
■新宿店本館8階=寝具売場
ファインクオリティ(①フワリーヌ®わた、②備長炭パイプ) 各15,400円
(側地:表 ポリエステル80%・ポリウレタン20%/横・裏 ポリエステル100%/詰めもの:2種〈①ポリエステル100%、②ポリオレフィン系複合樹脂〉/70×43cm/高さ:高め・普通・低め、調節可能)
ファインクオリティプレミアム(③ダウン・フェザー、④エラストマーパイプ、⑤ミニ備長炭パイプ&ひのき) 各19.800円(側地:表 ポリエステル80%・ポリウレタン20%/横・裏 ポリエステル100%/詰めもの:2種〈①ポリエステル100%、②ポリオレフィン系複合樹脂〉/70×43cm/高さ:高め・普通・低め、調節可能)
(側地:表 ポリエステル80%・ポリウレタン20%/横・裏 ポリエステル100%/詰めもの:3種〈③ダウン50%・フェザー50%、④ポリオレフィン系複合樹脂、⑤ポリオレフィン系複合樹脂・ひのき〉/70×43cm/高さ:高め・普通・低め、調節可能)
■新宿店本館8階=寝具売場
寝姿勢に柔軟に対応する変幻自在の枕


両サイドと中央部分の枕の硬さが違うことにより、仰向け寝・横向き寝のどちらの場合でもしっかり理想の頭の高さをキープ。連続的に枕の硬さを変化させることに加え、ワイドタイプで、なめらかに寝返りを打てます。シートコアの抜き差しで高さ調整も◎。
<エアウィーヴ>エアウィーヴ ピロー S-LINE
(側地:ポリエステル100%/詰めもの:ポリエチレン100%/66×40cm/高さ:約7~11cm、調節可能)
21,780円
■新宿店本館8階=寝具売場
(側地:ポリエステル100%/詰めもの:ポリエチレン100%/66×40cm/高さ:約7~11cm、調節可能)
21,780円
■新宿店本館8階=寝具売場
自分に合う枕が見つからない方必見!
セミオーダー枕
なかなか自分に合った枕が見つからない!という方には、セミオーダーもおすすめです。
専門知識を持つ<ロフテー枕工房>のピローフィッターが、一人ひとりに合った枕選びをサポートします。
専門知識を持つ<ロフテー枕工房>のピローフィッターが、一人ひとりに合った枕選びをサポートします。
自分だけの「快眠枕」をつくる
サイズ計測にはじまり、高さや素材をピローフィッターのカウンセリング&アドバイスをもとにご自身の好みで選んでいき、“自分に合った枕”に仕上げます。この枕の最大の特徴はロフテー独自の研究に基づいた5つのパーツが連結されたユニット構造。中身のかたよりが少なく、仰向けでも横向きでも頭と首を優しく支えてくれます。
<ロフテー枕工房>快眠枕(セミオーダー) 13,200円から
※素材により価格が異なります。
※素材により価格が異なります。

STEP1:椎弧(首のカーブ)の深さを計測

計測器を使ってできるだけ正確に首のカーブの深さを測ります。
STEP2:高さを選ぶ

快眠枕は高さが1~4段階に分かれています。
頭部の角度を理想とされる5度にしてくれる自分に合った高さを選べます。
頭部の角度を理想とされる5度にしてくれる自分に合った高さを選べます。
STEP3:素材を選ぶ

左下:エラスティックパイプ
右上:マルコビーンズ
右下:剛炭パイプ
感触や音、硬さ、香りなど好みはさまざま。最も快適と感じられる寝心地を得られる素材を豊富なラインアップの中から実際に試して選んでいきます。
最近は安定感があり、もっちりとした感触のエラスティックパイプが人気です。
<ロフテー枕工房>快眠枕 エラスティックパイプ 27,500円

5つのパーツごとに中身の量を微増減させることで、さらに高さとフィット感を調節可能。例えば、頭部に丸みのある方であれば中央部の高さのみを低めにしたり、ピローフィッターのほんのわずかな調節で驚くほどフィット感がUPします。
<ロフテー枕工房>は、ご来店の電話予約も承ります。
■新宿店本館8階=寝具売場
TEL.03-5323-2112(直通)
■新宿店本館8階=寝具売場
TEL.03-5323-2112(直通)
自分に合った枕を選ぶなら、
実際に試すことが何よりも大切
今回は、本館8階=寝具売場<ロフテー枕工房>の店長にうかがった、枕の役割や自分に合った枕の選び方についてのお話と、8階フロアを担当するスタッフが選んだおすすめの枕をご紹介しました。
枕選びには、体型や寝姿勢など個人差のある要素が多く関係するため、実際に寝心地を試すことが大切。
ぜひこの記事を参考に、自分に合ったぴったりの枕を見つけ、毎日の睡眠の質を向上させてください。
ぜひこの記事を参考に、自分に合ったぴったりの枕を見つけ、毎日の睡眠の質を向上させてください。


本館8階=寝具売場では、さまざまなメーカー・ブランドの枕を取り揃えています。一人ひとりに適した枕を豊富なラインアップからお選びいただけます。経験と知識を備えた担当スタッフが、お客さまのお好みや就寝環境などをうかがい、“本当に自分に合った枕”との出会いをサポートいたします。ぜひ、一度ご相談ください。

ベテランピローフィッターで<ロフテー枕工房>の店長と入社15年の8階フロア担当スタッフ
~ピローフィッターとは~
一人ひとりに合った枕選びをサポートするいわば“枕のプロ”。枕のみならず、眠りの関する専門知識の習得を目指し、経験と知識の中からお客さまに合った枕選びをサポートします。
※ピローフィッター®は、ロフテー株式会社の登録商標です。