【連載コラム】寺坂直毅の小田急百貨店ジャーニー
6月1日に創業61周年を迎え、この秋には本館からハルクへお引っ越しをする小田急百貨店新宿店。大きな変化のなか、今回は数々の人気番組を手がけ、デパート愛好家でもある放送作家 寺坂直毅さんの小田急百貨店コラム全15回を連載。
小田急百貨店の意外な発見や懐かしいエピソードが満載ですよ。
小田急百貨店の意外な発見や懐かしいエピソードが満載ですよ。
寺坂直毅 (てらさか・なおき)
放送作家。1980年。宮崎生まれ。
「星野源のオールナイトニッポン」「松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD」(ニッポン放送)、「うたコン」(NHK総合)などの構成を担当。
デパートの知識も豊富で、著書に「胸騒ぎのデパート」(東京書籍)がある。
「星野源のオールナイトニッポン」「松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD」(ニッポン放送)、「うたコン」(NHK総合)などの構成を担当。
デパートの知識も豊富で、著書に「胸騒ぎのデパート」(東京書籍)がある。

第10回
ぶらり 町田店
2022年7月27日(水)
出張などで、日本各地へ訪れると、必ず、その街のデパートを訪れます。
そこに住む人に特化したような売場構成、そこにしか売っていない商品、グルメなどを探るのが好きなのです。
今回は、少し足を延ばし、小田急百貨店町田店に行ってみました。
オープンしたのは1976(昭和51)年9月23日。建物の中に丸々駅が入っている姿は、当時の町田の皆さんは度肝を抜かれたことでしょう。
そこに住む人に特化したような売場構成、そこにしか売っていない商品、グルメなどを探るのが好きなのです。
今回は、少し足を延ばし、小田急百貨店町田店に行ってみました。
オープンしたのは1976(昭和51)年9月23日。建物の中に丸々駅が入っている姿は、当時の町田の皆さんは度肝を抜かれたことでしょう。

建物の2階に駅の改札があります。
西口改札口を降りて、右側にあるエレベーターは、小田急町田店名物、「まるで小田急線みたいなエレベーター」です。

2019年の町田店のリニューアルの際にこちらのデザインになったそうです。
そのエレベーターには乗らずに…エスカレーターに乗って上にあがります。
すぐ上がったところは、売場ではなく、小田急町田店名物!電車のホームを眺める事ができるM3階。
そのエレベーターには乗らずに…エスカレーターに乗って上にあがります。
すぐ上がったところは、売場ではなく、小田急町田店名物!電車のホームを眺める事ができるM3階。

ちょっとしたテーマパーク気分になります。
鉄道の駅があるデパートは、丸窓のデザインも素晴らしいです。
ロマンスカーが停車&通過しているタイミングならラッキーですね。
ロマンスカーが停車&通過しているタイミングならラッキーですね。
ただ、西口改札口を出て、上の階に行くのが面倒だという方は、町田駅の上下線のホームの西側から、直結エスカレーターがあるので、そちらを利用して下さい。
6階のこども服アイテムを扱うキッズファンマートは、天井の絵がユニーク。


いろんなところに「小田急ならではの風景」が描かれています。
ロマンスカー、江の島、箱根、富士山…
どこに描かれているか、天井を見上げて探してみて下さい。
ロマンスカー、江の島、箱根、富士山…
どこに描かれているか、天井を見上げて探してみて下さい。
北側のエスカレーターの横には、眺めがよい休憩スペースがあります。

東京都内にはない、どこか長閑な景色を眺める事が出来、落ち着きます。
9階レストラン街の中央には、中庭があります。
9階レストラン街の中央には、中庭があります。

螺旋階段を上がると、広い屋上広場にたどり着きます。

ここからの眺めが素晴らしい。広い空と流れる雲。
ステージがあるので、思わず歌いたくなります。のんびり過ごす事ができますが、熱中症にはくれぐれもご注意下さい。
クーラーが効いた店内へ戻り、地下1階の食品売場へ。
ステージがあるので、思わず歌いたくなります。のんびり過ごす事ができますが、熱中症にはくれぐれもご注意下さい。
クーラーが効いた店内へ戻り、地下1階の食品売場へ。
小田急百貨店の中で、町田店にしかないお店は、川崎・柿生の和菓子店<禅寺丸本舗>。
神奈川名産の禅寺丸柿に見立てた「禅寺丸最中」は絶品です!
神奈川名産の禅寺丸柿に見立てた「禅寺丸最中」は絶品です!

禅寺丸最中

季節限定品など色々あります!
町田店を巡ったところで、そのまま小田急江の島線に乗り、藤沢へ向かいます。
次回は藤沢にある「ODAKYU 湘南 GATE」を巡ります。
次回は藤沢にある「ODAKYU 湘南 GATE」を巡ります。