町田店開店50周年記念連載コラム
小田急百貨店 町田店は2026年9月23日に開店50周年を迎えます。開店から半世紀、地域の皆さまに支えられながら、日々の暮らしのそばにある百貨店として歩んできた「これまで」と、次の時代へとつながる「これから」を、全7回の連載でお届けします。
生まれも育ちも町田の町田っ子。
幼少期はお母さまとのお買い物先として、大人になった今は社員として小田急百貨店 町田店を見続ける、2013年入社のTさんに、「これまでの思い出」と「これからの未来」についてうかがいました。
幼少期はお母さまとのお買い物先として、大人になった今は社員として小田急百貨店 町田店を見続ける、2013年入社のTさんに、「これまでの思い出」と「これからの未来」についてうかがいました。
母の買い物について、よく訪れていました。母にとっては買い物の楽しみの場所であり、私にとっても心躍るおでかけ先の一つでした。買い物の途中で立ち寄る昼食は、決まって9階のレストラン街。注文を済ませると、母の許しを得て料理が運ばれてくるまでの間、らせん階段を上って屋上遊園地へ行くのが何よりの楽しみでした。

1976年(昭和51年)の中庭階段

開店当時と変わらないらせん階段
母の買い物を待つ間、当時は地下1階にあった喫茶店のカウンターでレモンスカッシュを飲むのが定番でした。販売員さんが話し相手になってくれて、こども扱いではなく、一人のお客さまとして接してもらえたことが、とてもうれしかったのを今でも覚えています。母が服を選んでいる間には、婦人服売場の販売員さんも話し相手になってくれました。母も安心してこどもを連れて来られる場所だったのかもしれません。

1976年(昭和51年)の屋上遊園地

「思い出の味、エビフライ定食。今も変わらず味わえます。」
大人になり、働くことを考えたとき、就職先として常に視野に入っていました。その背景には、幼少期に過ごした良い思い出があったのだと思います。 売場での経験を重ねる中で、多くのお客さまから「小田急さん」と名前で呼んでいただいていることに気づきました。そこには、店とお客さまとの心の距離の近さがあり、互いに親身になれる関係性が自然と築かれているのだと感じました。 また、町田店では私自身を含め働く人の多くが、従業員である前に一人の利用者としてこの場所を知っています。働く場でありながら、日常の買い物や時間を過ごす生活の場でもあり、ライフスタイルに深く寄り添った店舗だと感じています。
お買い物という体験を通して、デジタルでは味わえない「誰かと話す」を叶えられる場所であることが、大きな魅力だと思います。デジタル化が進む今だからこそ、人と接する機会をより大切に「人が見えている」という価値観を守り続けていきたいです。開店50周年のスローガンとして「好きを叶えるマイストア」を掲げていますが、特別な日の利用だけではなく、ふらっと立ち寄れる馴染みの場所として、お客さまの日常に寄り添った店舗でありたいと思っています。2019年以降、専門店フロアがこれまで以上に充実し、さまざまなニーズに応えられる店舗へと変化を遂げてきました。幅広い世代の方が行き交う姿を目にするたび、かつて私と母が過ごした思い出のように、お客さまも同じような体験を重ねていらっしゃるのではないかと感じます。お客さま一人ひとりにとっての「楽しいお買い物の時間」を、家族の思い出として継承できる、時間と価値を提供できる店舗であり続けたいです。

50周年ポスター前のTさん
らぶふぁみ事務局
町田に住む、幼児〜高校生までの子育て真っ最中のママたちです。町田の子育てライフがもっと便利に、楽しくなりますように!
そんな想いから町田の子育てフリーマガジン『らぶ♡ふぁみ』の発行・町田の子育て情報webサイト『らぶ♡ふぁみ web』の運営をしています。








