環境活動 Environment
環境方針
- 「地球」・「ひと」にやさしい百貨店を目指し、全社を挙げて様々な環境対策を推進し、環境保全に努めます。
- 販売およびサービス等すべての事業活動において、環境に与える影響の継続的改善を図り、お客さまに信頼していただける活動を推進します。
- 環境関連の法規制・条例・業界の自主規制および当社が同意するその他の要求事項を遵守します。また、必要に応じて管理基準を定め、汚染の予防に努めます。
- 環境に配慮した商品・サービスの提供、省エネ・省資源、廃棄物の削減、リサイクル等の目的・目標を定めて実行します。また、定期的に結果を見直し、環境影響の軽減に努めます。
- この環境方針は、全従業員および小田急百貨店の活動に携わる全ての人に、環境教育および啓発活動を通じて周知徹底するとともに、社外にも公開します。
株式会社小田急百貨店
代表取締役社長 中島良和
代表取締役社長 中島良和
環境目標・実績
目的 | 項目 | 2025年度目標 | 2024年度目標 | 2024年9月末時点 対前年実績 |
---|---|---|---|---|
省エネルギーの推進 | エネルギー使用量 原油換算、営業時間・面積あたり |
対前年▲1% | 対前年▲3% | ▲0.1% |
省資源の推進 | 紙製包装紙・手提袋・一般袋使用量 数量換算 |
対前年▲3% | 対前年▲5% | ▲11.0% |
プラスチック製手提袋使用量 数量換算 |
対前年▲3% | 対前年▲5% | ▲26.4% | |
特定プラスチック製品使用量 重量換算 |
対前年▲5% | 対前年▲5% | ▲62.0% | |
事務用紙使用量 A4サイズ換算枚数 |
対前年▲5% | 対前年▲5% | 3.5% | |
廃棄物の削減と リサイクルの推進 |
廃棄物最終処分量 | 対前年▲3% | 対前年▲3% | ▲14.9% |
活動内容
脱炭素社会の実現
小田急グループカーボンニュートラル2050
小田急グループCO2排出量:2013年比 △50%(2030年度)/実質ゼロ(2050年度)
当社は、小田急グループの脱炭素実現のための取り組み「◇へらそう作戦(省エネ)」「◇かえよう作戦(電化・水素化)」「◇つくろう作戦(再エネ)」のなかでも、へらそう作戦を中心にCO2削減に取り組んでいます。
以下にご紹介する取り組みのほか、従業員各自が省エネルギーに繋がる行動として、後方事務部門を中心に「不要な電気を消す」、「長時間席を離れるときはPCをシャットダウンする」、「事務室内の空調設定温度をこまめにチェックする」に取り組んでいます。
以下にご紹介する取り組みのほか、従業員各自が省エネルギーに繋がる行動として、後方事務部門を中心に「不要な電気を消す」、「長時間席を離れるときはPCをシャットダウンする」、「事務室内の空調設定温度をこまめにチェックする」に取り組んでいます。

省エネ・省資源
省エネ対策
LED照明切替
町田店は2018年の全館リニューアル実施時に、新宿店は2022年新宿西口ハルクリニューアル実施時に、ショップ内、共用通路の照明器具をLEDに更新し、電気使用量の削減に取り組んでいます。

物流センター移転
当社では、2024年5月、物流センターを環境に配慮された施設に移転いたしました。当該センターは、自家消費太陽光発電設備によって発電した電力を使用し、必要な電力の一部を再生可能エネルギーでまかなっています。その他、伐採適齢期を迎えた国産木材を原料とした新建材をラウンジの天井に使用しており、環境保全に寄与しています。

容器包装資材削減に向けた取り組み
日本百貨店協会が提唱するスマートラッピングを推進
日本百貨店協会では、持続可能な社会の実現に向け、消費者自らが使い道に合った包装を選択する「スマートラッピング」を呼び掛け、容器包装の適正化、容器包装材使用量の削減に取り組んでいます。当社でも、ポスター・POP・お客さまへのお声がけにより、容器包装削減を推進しています。

お買い物袋有料化・マイバッグ活用推奨
2021年3月から当社オリジナルのプラスチック製ならびに紙製のお買い物袋を有料とさせていただくとともに、環境に配慮した素材に変更いたしました。また、お買い物袋の売上金の一部を環境保全活動団体に継続して寄付しています。あわせて、店頭、オンラインショップで色々なエコバッグを提案し、お買い物時のマイバッグ活用を推奨しています。


中元・歳暮を中心に簡易包装推奨
中元・歳暮ののし紙を短冊形に簡素化し、包装紙は全体を包まない簡易包装にご協力いただき、包装資材削減に取り組んでいます。廃棄物の削減
各種引き取りキャンペーン
取引先企業と協業して衣料品等各種引き取りキャンペーンを定期的に開催しています。

キャンペーンの一例
ペーパーレスへの切替
ワークフローのシステムを活用した電子決裁やペーパーレス会議を推進しています。このペーパーレス化により、紙コストの削減とともに、省スペース化、業務の効率化を実現しています。
リミール Re:Meal(オンラインページ開設)
「フードロス問題に対してできることは?」をテーマに、小田急百貨店オンラインショッピング上に、ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を運営する株式会社クラダシ様と連携し、期限が迫った商品等を販売するサイト「リミール(Re:Meal)」を開設しています。「規格外」「期限間近」「イベントが過ぎてしまった季節物」等の商品をお買い得価格で紹介し、また、売上の一部で社会貢献団体を支援している社会貢献型のショッピングサイトです。お買い物を楽しみながら、環境を守り、未来に優しさをつなぐ。日常の選択を通じて社会貢献ができる場を提供しています。リサイクル
食品廃棄物リサイクル
町田店の食品廃棄物は「株式会社日本フードエコロジーセンター」で豚の飼料にすることにより、食品リサイクルを行っています。 各店舗から出された食品廃棄物を回収し、日本フードエコロジーセンターへ運搬、異物除去や加熱殺菌を行い、リキッド飼料化します。この飼料で育てられた養豚から豚肉を製品化するなど、循環型社会の実現に取り組んでいます。
環境に配慮した商品の取り扱い
2024年中元・歳暮「素材の力ギフト[環境保護]」
近大マグロ・宮崎県産キャビア等、種の保全に配慮した商品や、余剰食品を餌にしたエコサイクル豚を使用したギフト、生物や自然環境にできる限り負荷をかけない有機JAS認証品等を、環境に配慮した商品として特集を組み、お客さまに提案いたしました。
