STORY.01
現在、私は経営企画部で新規事業の立ち上げおよび立ち上げた新規事業の営業活動を担当しています。前者は、百貨店の従来の事業に捉われることなく、新しい発想で新規事業を検討・立案していくことです。私も含めて7名の社員が新規事業の立案を担当しており、各担当者がそれぞれの方法で新たな事業のアイデアを探っています。私はスタートアップ企業とのコラボレーションを検討しているほか、日頃からアンテナを張って、情報を集めることが多いです。経営企画部に異動して間もないため、上司や先輩からのアドバイスをもとに、自由自在にアイデアを拡げていき、少しでも「面白そうだな」と思うことがあったらすぐに検討し、事業化の可能性があるか探っていくよう心がけています。後者の「既存事業の営業活動」は、店内スペースを活用した企業商品やサービスのプロモーションイベントの開催や、フレグランスの会社と提携して「香りを用いた空間演出サービス」をお取引先に提案しています。これら営業活動を通じて、収益の最大化を図ることが主な目的となります。この他、当担当で取り組んでいる中国の巨大ECサイトを活用した事業のサポートもしています。中国のインフルエンサーを通じて小田急百貨店が扱っている商品を紹介するなど、様々な施策を行って中国内での売上増大も図っています。
STORY.02
私は幼い頃から百貨店に行くことが大好きで、以前から親しみを感じていた小田急百貨店に就職しました。入社して最初に配属になった新宿店食料品売場では、ショップの運営・管理や商品の発注業務などを担当していたのですが、入社1年目の終わりに、上司から「食料品売場の販促策を考えてみないか?」と声をかけられました。より多くのお客さまに商品を買っていただくために、どのような販促策が良いだろう。何度もアイデアを練って複数の企画を上司に提出し、「小説の中に登場するスイーツ×和洋菓子売場」というコンセプトが採用されました。そして、新宿店本館内の書店とのコラボレーションにより、書籍を購入されたお客さまにレジにてスイーツクーポン券を配布するイベントを企画しました。その結果、大きな反響があり、自身が運営するショップでもスイーツの注文数が目に見えて跳ね上がっていきました。今思うと、当時の私は知識も経験も浅く、上司に提出した企画書の内容も拙かったように思います。それでも、上司が私の提案を受け止め、「こうするともっと良くなるよ」とたくさんのアドバイスをくれました。一つの施策を計画段階から実行まで導いていく上司の「推進力」をすぐそばで見ることができたのは、入社1年目だった私にとって大きな学びとなったのです。
STORY.03
私が担当している新規事業の立ち上げは、小田急百貨店の新たな可能性を切り拓くものです。今は上司や先輩に助けてもらうことが多いのですが、いつか、私自身が主体となって新しい事業を生み出し、小田急百貨店の主軸事業に育て上げていきたいと思っています。また、小田急百貨店の社員として働くようになって、入社前にイメージしていた以上に「親しみやすい百貨店」であることに気づきました。例えば、お客さまとお取引先販売員の距離がとても近く、お客さまは「小田急さん」という愛称で呼んでくださいます。このような小田急百貨店ならではの「親しみやすさ」を守りながらも、新規事業ではお客さまの感性を刺激するような斬新な仕掛けを演出することが目標です。そして、小田急百貨店は、社員一人ひとりが「ありのままの自分」でいられる会社です。自分の意見を真直ぐにぶつけることができるし、その意見を上司や先輩が受け止めてくれます。優しく、面倒見の良い上司や先輩に囲まれながら自分らしく働けることを、私は心から誇りに感じています。
09:45 | 出社、メールチェック |
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10:00 | 事務作業 |
11:00 | 検討中の新規事業の提案書を作成 |
12:00 | お昼休憩後、商談先に出発 |
14:00 | お取引先さまと商談 |
15:30 | 帰社 |
16:00 | 定例ミーティング |
16:45 | 休憩 |
17:00 | 新規事業検討ミーティング |
18:00 | 商談内容まとめ、各種申請書を作成 |
18:30 | 退社 |