STORY.01
学生時代、接客のアルバイトでリーダー業務を務めた経験から「人をマネジメントする楽しさ」を知った私は、小田急グループの可能性とそこで働く人々の魅力に惹かれて、小田急百貨店に入社しました。最初に配属されたタオル売場では、「自分たちの“目利き”で商品を選別・仕入れを行い、在庫を残すことなく、お客さまに売り切る」という百貨店業の「基本中の基本」を徹底的に習得。同時に、セールスリーダーとして売場に勤務する40名近いスタッフを束ね、小田急百貨店ならではのサービスのあり方を追求していきました。その後、人事部の教育採用担当を経て、再び売場に戻ったのが、入社11年目のこと。フロアを運営管理するフロアマネジャー、任される範囲が広がり、現在は新宿店の食料品・化粧品・インターナショナルブティック・ゴルフ・ハンドバッグ・婦人靴・婦人服飾雑貨売場・インテリア・宝飾売場をマネジメントしています。お取引販売員を含め約1500名の所属員、販売員が勤務する広大な売場の管理を任されている私の一番の使命は、「事故なく売場を運営し、売上の最大化を図ること」にあります。一人ひとりが安心して仕事に取り組み、最高のパフォーマンスを発揮できているか。ご来店くださったお客さまは、小田急百貨店での買い物や、サービスにご満足いただけているか。お客さまのご意見もしっかりと受け止めながら、より良い売場づくりに取り組んでいます。
STORY.02
入社から現在に至る約17年間のキャリアを振り返って感じるのは、どの部署でも素晴らしい人との出会いがあり、貴重な体験ができたということです。特に入社6年目から10年目まで在籍した人事部時代は、売場を離れて採用業務に携わったからこそ得られた学びがありました。当時の私は、新卒採用はもちろん、契約社員やパートナー採用にも従事しました。当社の求人にご応募いただく方々のなかには、日頃から小田急百貨店をご利用いただいているお客さまも含まれていました。私はこのような方々と面接で向き合うたびに、当社への期待の高さを感じました。「小田急さんなら、安心して働ける」という言葉を頂戴したこともあり、このような期待に応えていきたいと何度も気持ちを引き締めたのをよく覚えています。また、採用がうまく行かず、試行錯誤した時期もありました。なかなか良い人が見つからず、もう無理なのではないかと諦めかけたこともあります。そんな時、上司から「なんでそこで諦めるんだ。売場は困っているんだろう」と叱咤の言葉をもらい、ハッとしました。この言葉を聞いた私は、改めて「売場の視点に立って考えること」と「共に働く仲間を思いやること」の大切さを感じたのです。上司の言葉は今も耳に残っており、私が仕事を進めていく上での指針となっています。
STORY.03
小田急百貨店新宿店が位置する「新宿駅」は、約350万人の乗降客が利用する世界有数のターミナルステーションです。人事部時代、採用業務を通じて「地域の方々が小田急百貨店に抱く期待の高さ」を感じましたが、それは売場に戻った今も変わりません。いかにして、地域のお客さまの期待に応えていくか。この点を、これからも追求していきたいと考えています。この目標を売場目線で考えた時、「仲間を理解すること」が大切になってくるでしょう。1500名の販売員、所属員一人ひとりを理解し、志を一つにして、お客さまの期待に応えていく。その繰り返しにより、小田急百貨店を地域のお客さまに長く愛され続ける百貨店にしていけたらと願っています。新宿店では現在、化粧品・食料品・インターナショナルブティック等、「強みに特化した領域」に絞って営業活動を行っているので、いずれかの領域で「日本一」となるような実績を打ち出していきたいですね。これらの目標を叶えていくためにも、これから入社する皆さんのチャレンジに期待しています。当社は、意欲ある社員のチャレンジを応援してくれる会社です。私自身、自己申告制度を活用して人事部に異動した経験があります。自ら動き、挑戦する姿勢を持った方々と一緒に、小田急百貨店の未来を築いていくことができたら、これほど嬉しいことはありません。
09:45 | 出社、前日の売上確認、朝礼準備、メールチェック |
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10:00 | 開店、売場巡回 |
10:30 | 施策のチェック |
12:00 | お昼休憩 |
13:00 | 取引先と打ち合わせ |
14:00 | 売場の所属員と面談 |
14:30 | 売場巡回 |
15:00 | 日々発生する課題に対応 |
17:30 | 売場巡回 |
18:30 | その日の業務の振り返り |
18:45 | 退社 |
担当分野の商品カテゴリーにおける所属長として、ショップ及びブランド展開戦略の立案・推進をする。
営業支援部門等の所属長として、会社業績・部門業績向上のための中長期的戦略を立案・推進する。
担当フロアの所属長として予算管理や顧客動向の分析などのフロア業務・所属員全体のマネジメントを担う。
部門方針や所属方針を踏まえ、組織業績の向上のため施策を立案・推進する。
商品に関する専門知識や、トレンド、顧客ニーズの分析・把握により、MD戦略に基づく担当範囲の商品計画を策定・推進する。
バイヤーの策定した商品計画に基づき、商品選定等を行う。また、売場とのパイプ役となって商品動向を探り、次の商品計画へ繋げる。
営業部門が営業に専念できるよう、後方から業務のサポートを行う。また営業力の強化につながるような施策を提案・実行する。
外商部門で上顧客様に対して、訪問や店内アテンドなどの活動により来店を促進し、店舗の取扱商品の購買を高める。