STORY.01
東北で育った私にとって、地元の百貨店は幼い頃から親しんできた特別な場所でした。大学進学を機に上京してからは、小田急百貨店がその存在と重なるように感じられました。歴史があり、地域の人々に愛される百貨店。上質で特別なお買い物体験ができる場所でありながら、お客さまにとって身近な存在でもある。そんな小田急百貨店の魅力に惹かれ、入社を決めました。入社後半年間の研修では様々な部署を回りましたが、お得意様外商部での研修で、一人ひとりのお客さまに寄り添いながら商品のご案内をしている先輩方の姿を間近で見て、「お客さまに一番身近な存在は、外商なのかもしれない」と感じ、お得意様外商で働きたいと思いました。希望通り、お得意様外商部に配属され、先輩の外回りに同行しながら、お客さまとの会話の進め方やご提案の流れを学びました。その後、先輩方が担当していた地区の一部を引き継ぎ、現在は担当地区のお客さまに店内外のお品物やサービスのご紹介、お買い物のご相談の承りを行っています。当初は「宝飾品や絵画、ラグジュアリーブランドなど高額な商品をお客さまへご紹介する姿」をイメージしていたのですが、実際は年中行事や慶弔、日常のちょっとしたご相談まで、幅広く承っています。また、店内の商品はもちろん、当店では取り扱いのないアパレルショップやラグジュアリーブランドの旗艦店、ご予約制の催事、インテリアのショールームなども活用しながら、商品のご案内をしています。時には小田急グループの強みを生かして、不動産の斡旋をすることもあり、想像していた以上に外商が果たす役割が大きいと感じています。
STORY.02
配属後、半年が過ぎた春、近隣ホテルを会場にお得意様外商のお客さまに向けた催事を開催しました。普段の売場ではご覧いただけない商品を多数そろえた特別な催事でしたが、振り返ると反省点が多かったと感じています。お客さまとの距離感をつかみきれず、「ご負担にならないように」と遠慮してしまったからです。その反省を生かして臨んだのが、夏の催事です。ご自宅を訪問し、お話を重ねてお客さまのお好みやニーズを把握しながら、催事商品をご紹介していきました。また、会場までお越しになれないお客さまには、ご自宅で商品をご覧いただく機会を設けるなど、お一人おひとりに合わせたご案内を心がけました。このときの経験から、私は「積極的にコミュニケーションを取ることの大切さ」を改めて実感しました。その後も、お客さまと関わるなかで、入社後の研修で感じた「外商はお客さまに一番身近な存在」という思いを強く持つようになりました。何よりも、日々の関わりを通してお客さまとの信頼関係を深めていけることに、外商ならではのやりがいを感じます。例えば、あるお客さまから洋服のご相談を受けた際に、すでに気になっている商品は決まっていましたが、会話の中から「他にもお好みに合いそうなものがありそうだ」と感じ、別の商品もご用意してお持ちしました。お客さまは「このお洋服もいいわね」と喜んでくださり、「あなたに相談してよかった。あなただからお買い物が楽しい」と言ってくださいました。お客さまにとって身近な存在であればあるほど、提案できる幅も広がり、その積み重ねがお客さまからの信頼につながると感じた出来事でした。
STORY.03
お得意様外商部に配属された初日、「知識や経験がない自分に務まるでしょうか」と不安な気持ちを話した私に、上司が「売場の経験やキャリアはまだないけれど、だからこそ生かせるものがある」と言ってくれました。この時の言葉は、今でも心の支えになっています。経験の浅い私だからこそ、先入観を持たずにお客さまと同じ目線でカタログや商品を見ながら、「これ素敵ですね」「このお色もお似合いになりそうですね」と、一緒にお買い物を楽しむ。このような関わり方が、今の私のスタイルです。実際、お客さまとの会話には、たくさんのヒントがあります。ご相談をいただいてから動くのではなく、普段の会話から「そろそろ、あの商品がご必要では?」と先回りしてご提案できるようになりたいと思っています。目標は、尊敬する先輩のようになること。先輩方は、些細なご相談から大きなお祝いごとまで、お客さまに本当に頼りにされています。いつか、先輩方のように「あなたにお願いすれば何とかなる」と思っていただけるような、お客さまにとってかけがえのない存在になりたいです。お客さまとの関わりを通じて、小田急百貨店のファンを一人でも多く増やしていけたらと願っています。
| 09:45 | 出社・朝礼 |
|---|---|
| 10:00 | 前日の売上確認、メールチェック、お客さまへご連絡する内容の整理 |
| 11:00 | お得意様宅を訪問し、取引先と商品をご提案 |
| 11:30 | お昼休憩 |
| 12:45 | 売場で商品の選定 |
| 14:00 | お得意様宅を訪問し、選定した商品を提案 |
| 15:00 | 担当地区のお客さま宅を訪問し、販売会のご案内 |
| 17:00 | 帰社後、売場へ商品を手配した後、事務作業 |
| 18:30 | 退社 |